深川年中行事(7月)

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7/1 富岡八幡宮の富士浅間神社例祭

7月1日は富岡八幡宮にあるは富士浅間神社の例祭です。7月1日(江戸時代は6月1日)から山開きとなります。富士山に登れない子供や女性、老人には「富士塚」とよばれるスポットが人気を博し、全国各地に作られました。

参詣者は富士塚に登り、疫病除けの「麦藁蛇」を持ち帰りました。現在の富岡八幡宮にも小さい富士塚があり、疫病除けの「大蛇守」が授与されます。

7月初旬 森下の朝顔市

7月初旬は森下の朝顔市です。江戸時代の文化・文政期(1804~1830)には、撫子咲きや八重咲きなどの変種朝顔が大流行しました。

開催場所は深川神明宮境内です。深川八郎右衛門が屋敷に祠を建て、伊勢神宮の天照大御神様をお祀りしたことが深川神明宮の起源と云われています。また、深川七福神の寿老人が祀られています。

7/7 清澄庭園の七夕

本日は七夕です。江戸時代も現代と同じように七夕があり、五行説に基づく「緑・紅・黄・白・黒」の短冊に芸事の上達を願う文言を書きました。クラゲのような飾りが「吹き流し」です。これは織姫の織り糸を表しており、魔除けの意味もあったと云われます。

清澄庭園のししおどしです。暑い日が続きますが、視覚的に少し涼しさを感じてください。

7/13 盂蘭盆会

13日から16日までは盂蘭盆会です。深川不動堂では7月・8月の15日に盂蘭盆会萬燈供養が行われます。

盂蘭盆会とはいわるお盆です。13日の夜に迎え火、16日の朝に送り火を焚き、先祖の霊の訪問を受けます。タイミングが合えば綺麗な蓮を見ることができます。

7/16 深川ゑんま堂の賽日(さいにち)

7月16日は閻魔王の賽日(さいにち)です。深川ゑんま堂にお参りに行きました。毎年この時期は気温がぐんぐん上がり、まさに地獄の暑さです。

深川の閻魔大王さまは全高3.5m、全幅4.5m、重量1.5tあります。左手の地蔵菩薩さまは閻魔さまの化身と言われています。地蔵菩薩さまは死者を救済する仏さまです。

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