深川年中行事(2月)

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2/3 富岡八幡宮の節分祭

2月3日は節分です。令和6年はコロナの自粛が終わり、やっと富岡八幡宮の節分祭が戻ってきました。

富岡八幡宮の節分祭は芸能人がたくさん来て盛り上がります。お馴染みの方々がお元気そうで何よりでした。この後は家に帰って、頂いた富久福豆(ふくふくまめ)で豆まきをします。

2月の初午 白笹稲荷神社初午祭

2月の初午の日は江東区白河にある白笹稲荷神社で初午祭が行われます。総本山・京都の伏見稲荷に神が降臨した日が、和銅4年(711)2月11日の初午の日と云われ、本日はお祭りとなります。

白笹稲荷神社の初午祭は地口行灯(じくちあんどん)が有名です。地口はいわゆる江戸のダジャレで、行灯は中にロウソクなどを入れる照明器具です。

ネットで調べると上の真ん中が「大かぶ 小かぶ」→「大寒 小寒」、下の真ん中が「おすもう てんてん」→「おつむ てんてん」。江戸時代はおもしろかったようです。

2/8 富岡八幡宮の針供養

2月8日は富岡八幡宮にある粟島神社で針供養が行われます。御祭神は少彦名命(すくなひこなのみこと)様で裁縫上達の神様です。七渡神社に合祀されています。

針供養は折れた針や使い古した針を供養して裁縫の上達を願う行事で、豆腐やコンニャクに針を刺して神社に納めました。

江戸時代は布がたいへん高価なもので衣服は大切に扱いました。現代のように夏用・冬用を入れ替えるのではなく、「単衣」の着物に裏地を縫い付けて「袷(あわせ)」にし、さらに綿を入れることで「綿入れ」に作り変えました。

また、衣替えの時期も明確に決まっており、5月5日~8月31日が単衣、9月1日~9月8日が袷、9月9日~3月31日が綿入れ、4月1日~5月4日が袷となります。

2月初旬 冬の深川花手水

富岡八幡宮

2月の初旬に「冬の深川花手水」が行われます。富岡八幡宮や深川不動堂などで手水を花で飾り、皆様をおもてなしするイベントです。

深川不動堂

2/15 深川不動堂の開運出世稲荷例大祭

2月15日は深川不動堂で開運出世稲荷例大祭が行われます。お祀りされている吒枳尼天(だきにてん)は商売繁昌、開運成就のご利益があるとされています。

午前10時45分から例大祭は始まります。厳しい寒さに耐えると、年に一度の「開運御守」が頂けます。

2月下旬 木場公園大横川沿いの河津桜

2月下旬頃に木場公園大横川沿いの河津桜が見頃となります。位置的には永代橋通りから葛西橋通りの間ぐらいです。

一般的に桜といえばソメイヨシノになりますが、ソメイヨシノは3月下旬まで待つことになります。大横川沿いの河津桜で春の訪れを少し早めに感じてはいかがでしょうか。

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