七渡神社

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七渡神社

富岡八幡宮にある七渡神社です。御祭神は市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)。富岡八幡宮が創建される前からお祀りされていたと云われています。

鳥居を抜けると、先ず池の鯉が出迎えてくれます。その先にご本殿があり、御祭神の市杵島姫命は須佐之男命の剣を天照大神が噛んで吹きだして生まれた宗像三女神の一人です。

地元では七渡弁天と親しまれ、美と芸術、財運の神様です。また、こちらの池には弁天様のお使いである白蛇様が住んでいて、参拝者に幸福を授けると云われています。

弁天様は、もともとインドの水神・サラスヴァティーが仏教に取り入れられ弁才天となり、その際に八臂にて武具をとり武神となり、知恵や音楽の神になりました。その後、日本では人頭蛇身で福禄と長寿を授ける宇賀神と習合し、弁才天は福神の性格をもち弁財天となりました。

針塚

こちらが針塚です。七渡神社には粟島神社が合祀されています。御祭神は少彦名命(すくなひこなのみこと)様、裁縫上達の神様です。

2月8日は針供養が行われます。針供養は折れた針や使い古した針を供養して裁縫の上達を願う行事で、豆腐やコンニャクに針を刺して神社に納めました。

庚申塚

こちらが庚申塚です。十干十二支の組み合わせにより庚申の日が60日に一度訪れます。庚申の日の行事を「庚申待ち」と呼ばれます。

人の腹の中には「三戸の虫」がいて、庚申の夜に体を抜け出し、その人の罪悪を天帝に報告するというものです。天帝に報告されないために、その夜は寝ずに過ごし虫を外に出さないようにします。

季節の写真

1月:初詣

2月:針供養

3月:桜

4月:八重桜 藤

6月:例祭

9月:放生会

番外:花手水

アクセス

  1. 住所:東京都江東区富岡1丁目20−1
  2. 最寄り駅:都営大江戸線・東西線門前仲町駅1番出口より徒歩5分
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