深川ゑんま堂

深川ゑんま堂

法乗院は江戸時代から「深川ゑんま堂」として人々に親しまれ、広く信仰を集めています。場所は都営大江戸線門前仲町駅の近くにあります。

深川ゑんま堂は真言宗で、開祖空海は高野山に金剛峯寺を開創。密教は秘密仏教の略で、真言を唱えて祈り、あらゆるものの根源とされる大日如来を讃えます。

こちらが深川の閻魔大王さまで、全高3.5m、全幅4.5m、重量1.5ｔあります。他の閻魔さまは地獄のイメージで怖いお顔ですが、深川はイケメンです。

また、左手の地蔵菩薩さまは閻魔さまの化身と言われています。地蔵菩薩さまは死者を救済する仏さまです。また、こちらではお賽銭を入れる際に「夫婦円満」や「交通安全」など１９の祈願に対して、それぞれ有り難いお話を聞くことができます。

閻魔堂橋

絵図の橋は富岡橋ですが、深川ゑんま堂へ通じる道だったので閻魔堂橋と呼ばれていました。深川ゑんま堂は江戸の文芸や芝居の作品中に多く取り上げられました。

江戸の閻魔さま

太宗寺の閻魔さま　東京都新宿区新宿２丁目９−２

善養寺の閻魔さま　東京都豊島区西巣鴨４丁目８−２５

華徳院の閻魔さま　東京都杉並区松ノ木３丁目３２−１１

源覚寺の閻魔さま　東京都文京区小石川２丁目２３−１４

勝専寺の閻魔さま　東京都足立区千住２丁目１１

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