令和６年 １月１６日の閻魔参り

深川ゑんま堂の閻魔さま

１月１６日は初閻魔です。深川ゑんま堂にお参りに行きました。毎年この時期は気温がぐんぐん下がり、まさに地獄の寒さです。本日は他のお寺もご開帳されているので、閻魔参りをしてきました。

源覚寺の閻魔さま

こちらが源覚寺です。都営三田線春日駅Ａ５出口徒歩１分の場所にあります。源覚寺は寛永元年(１６２４)この地に開創されました｡

源覚寺の閻魔さまの右目部分は割れて黄色く濁っています。源覚寺の閻魔さまが眼病を患った老婆に右目を与え老婆の目を直しました。

老婆は感謝のしるしとして好物の「こんにゃく」を断ち、それを供えつづけたということで、源覚寺の閻魔さまは「こんにゃく閻魔」と呼ばれるようになりました。

１月１６日は恒例の火渡りが行われました。今日はかなり風が強く火が燃えあがっていましたが、修験者の方は平然と渡り切りました。

善養寺の閻魔さま

こちらが善養寺です。都営三田線西巣鴨駅Ａ４出口徒歩５分の場所にあります。天長年間（８２４～８３３）に開基され、明治４５年（１９１２）にこちらに移転しました。

きらびやかな祭壇の中に江戸三大閻魔の「善養寺の閻魔さま」がいらっしゃいます。アップで見ると口が大きく迫力があります。ちなみに、ご開帳は１月１６日のみとなります。