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大黒社例大祭

本日は富岡八幡宮の大黒社で例大祭が執り行われました。御祭神は大国主命(オオクニヌシノミコト)です。大国主命は因幡の白ウサギを助けたことで知られ、国土経営に努力しました。骨董市もやっていましたが、雨が降りそうなのでお店もお客も少ないようです。

大黒様とオオクニヌシ

七福神でお馴染みの大黒様と言えば、打ち出の小槌と大きな袋が印象的です。大黒様のルーツはインドのマハーカーラで「マハー」が「大」、「カーラ」が「黒」で大黒様となります。大黒様と大国主命は別の神様ですが、同一視されています。確かに「大黒」と「大国(ダイコク)」や大きな袋など似ているところがあります。

オオクニヌシはアメノフユキヌとサシクニワカヒメとの子です。出雲王朝を支配していたアメノフユキヌには多くの妻と子がおり、身分の低いサシクニワカヒメから生まれたオオクニヌシはアメノフユキヌの王子の中でも軽んじられる存在でした。そのため「古事記」において、オオクニヌシは兄弟の従者として重い大きい袋を背負った姿で登場します。
地図
参考文献:三橋 健「日本人と福の神―七福神と幸福論」丸善(2002) 梅原 猛「葬られた王朝―古代出雲の謎を解く」新潮社 (2010)